インフォメーション

足跡

2022.02.26

症例紹介

モニター犬のボーダーコリーちゃん

股関節の動きが改善した症例です。
四足歩行の犬にとって推進力を生み出す後肢の動きはとても大切です。
後肢が使えていないことで、元々前荷重の犬は、一層前に頼り後肢を動かすための
筋肉が衰えます。そのままにしていると数年後歩きにくい状態になってしまいます。

腿うらの凝りをほぐす事で股関節の動きが良くなり、後屈ぎみだった骨盤の位置も上がり、背中のラインも水平になりました。しっかりと後肢をけりだして歩く事ができます。こうした結果が筋力維持につながります。
前肢は、肩甲骨周りをほぐす事でたち気味だった肩甲骨の角度がかわりました。肩甲骨の動きがスムーズになることで歩幅が広がり,歩幅が広がることは、疲れにくい歩様で歩けると言うことです。