インフォメーション

足跡

2022.08.14

ブログ

犬に筋トレは必要?

最近耳にするフレイルやサルコペニア、ロコモ(ロコモティブシンドローム)高齢者の問題として取り上げられていますが、犬ににも当てはまるのでは?
フレイルとは、高齢者の加齢により筋力や運動機能の低下が原因で社会から孤立し悪循環の上その後生活機能全般が失われる状態の事だそうです。そして、サルコペニアは、筋力、筋肉量の減退、身体機能の低下した状態のこと、
骨折や、関節痛で日常生活に支障がでる事をロコモと言います。このフレイルになるおおきな原因がサルコペニアと言われているそす。                                                           
これらの症状は運動習慣をつける事で筋肉量を増加させ、筋力をあげる事で予防すると言われています。そして、下半身のトレーニングがとても有効とされています。スクワット、バランス運動、体操、ウオーキングなどです。
私は、この様な記事を目にした時に、わんちゃん達と全く同じだと思いました。でも違う所は、人は、自ら寝たきりになりたくないとの思いで進んで取り組みますが、ワンちゃん達は、そうは行きません。人間の手が必要です。
動きにくい、痛い、疲れるなど、シニアになって来ると好奇心も薄らぎ、寝ている時間も長くなり、ご家族の方も仕方がない、シニアだからで納めてしまい運動量の低下をまねきそれが益々動けない体を作ってしまいます。
四つ足動物の筋力低下は後肢から始まる事でが多く、それは、7:3で前肢負担になっているからです。徐々に後肢の筋肉量が減り、それに伴い更に前脚に負担がかかって来ます。負担のかかっている前脚もいつかは悲鳴をあげて
しまいます。そうなる前に動きやすい体にしてあげる事が大事です。そして、毎日のお散歩がとても有効でそれが犬にとっての筋トレになります。
犬の筋トレも様々なものがありますが、日常で日々続ける事が出来るのがお散歩です。疲労が溜まった体でお散歩するのと、軽くなった体でお散歩するのとでは随分違いがありますね。
犬は、本来最後まで自らの足で歩こうとします。動きにくい元を解消してあげるだけで、歩きやすい体にしてあげるだけで、筋力低下を緩やかにし、長く歩ける体に繋がります。
人が溜まった疲れや、痛みをお風呂にゆっくりとつかる事で、スッキリした。疲れがとれた、痛みが和らぐ、そんな経験はだれもがあると思います。犬の整体も筋肉疲労を解消する事ができます。