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足跡

2023.01.15

ブログ

愛犬のびっこ

私が犬の整体を始めるきっかけとなった愛犬のびっこのことをお話ししたいと思います。
愛犬のびっこは、幼い頃から始まり、病院の診断は異常なと言うものでした。常にびっこをひいているわけでもなく獣医さんが異常なしと言うなら大丈夫だろう
気になりつつもそのままにしていたのです。8歳を超えた頃からびっこが目立つようになり、それでも異常なし、さすがにおかしい、何も無いはずがない、何とかしてあげたい
色々検索していく中で整体があることを知り、幾つかの整体を受け、自分で勉強する事をきめた事が始まりになりました。
その中には、魔法の様に歩けなかった子が歩けるようになっている姿があり、ここに行けば治ると信じ施術を受けに行った所もありました。でも実際は治りませんでした。
そして、たどり着いたのが、今の整体です。
愛犬のびっこが治ったわけではなく、どうしてびっこをひく様になったのか、これからどうして上げれば良いのかが分かったのです。これを読まれた方は、なんだ、治らないのかと
思われるかもしれません。私も整体を受けて治したいと思っていましたから、
でも理由が分かる事はとても大切だと思っています。そして、当時の私の様に本気で整体を受けると治るのではと思われる方にも是非知って頂ければと思います。
愛犬の体に起こっていたのは、先天的な股関節のはまりが浅い為後足を庇い前肢に頼り特に右側に体重をかけ歩く為、肩関節の変形に繋がり痛みが出るまでとなってしまったという事です。
獣医さんにとっては股関節のはまりが浅いことは治療レベルではない為異常なしという事になるのでしょうか、前肢のびっこの為股関節のはまりが浅いことに気がつかなかったのでしょうか?
あるいは、整形外科専門医なら的確な診断があったのかもしれません。又私がもっと突っ込んで質問していればきっと答えて下さったのかもしれません。
現在の愛犬は、首を上下するほどのびっこはほとんどない状態で過ごせる様になっています。体の何処に負担のかかっているのか、なぜそうなるのかを知る事で負担のかかっている所の筋肉疲労を
解す事でかなり体は使いやすくなります。治すと言う事は出来ないけれど、凝り固まった筋肉を解す事で変化が出ることを知ってもらえればと思います。
当然外科的治療が必要な場合もあります。
愛犬を通して言える事は、少しでも気になるところがあれば、獣医さんに追求する事、専門医を尋ねる事、外科処置が必要ない場合は整体がお役に立てるという事を知って頂ければと思います。
そして、早ければ早いほど良いという事、子犬の頃からバランスの良い体を作る為にも、筋肉疲労をためない様にし、しなやかな体を維持することは長く歩けるに繋がります。